第三章


少年サーファーは、少女がオンナに、自分が大人になることに耐えられるか?



  1. 1.波乗りの呪文・・・「ピート、ショート・ボードを教えてくれないか?」

  2. 2.即席サーフ・ボード・・・「母ちゃんはずるいや!」

  3. 3.レシンで修理・・・それを見ていたピートが、「これを使うかい?」

  4. 4.光る涙・・・あの遠くを見つめる眼差しは、一度見たらそう易々と忘れることのできるものではなかった。

  5. 5.え、コンピュータ?・・・その日レストランテ・イネスは珍しい客で賑わっていた。

  6. 6.サパティスタ・・・「ただそれだけの連絡だったから」

  7. 7.翻訳の手伝い・・・怖くないのかなあ?

  8. 8.グーフィーのみ・・・ラ・プンタにはレフト・ハンダーの波しかないといってよかった。

  9. 9.パドルする美しさ・・・熱帯は、秋になったからといって涼しくはならない。

  10. 10.オアハカの雨・・・「ロケット発射台」で波待ちをしているときだった。

  11. 11.白いワンピース・・・ドナっていったっけ。

  12. 12.アップス&ダウンズ・・・波のフェイスを上下しながら横切っていく、サーフィンの技術だ。

  13. 13.月夜のサーフィン・・・月夜のことだ。波の音だけが延々と続いて他の音が聞こえないと、静けさが増してかえって眠れなくなる。

  14. 14.緊急連絡・・・太郎は辺りをよく見回した。

  15. 15.民宿パコロロ・・・プエルト・エスコンディードにむかって砂浜を走りだした。

  16. 16.シポリテ海岸・・・「シポリテ、シ・ポ・リ・テ」デンマークのの娘たちが、『ロンリー・プラネット』を手にトラックの運転手に行き先を指示した。

  17. 17.サン・アグスティニージョ・・・シポリテとは、死人の海だ。

  18. 18.なんで服なんか?・・・波は、期待したほどには良くなかった。

  19. 19.バカンス気分・・・シポリテのヌーディスト部落に来て十日が過ぎた。

  20. 20.冬にウェット・スーツ無用・・・季節の変化とともに、海はその流れを変える。

  21. 21.トップ・ターン・・・今日はトップ・ターンだ。これは、決して難しい技術ではない。

  22. 22.海に愛される少女・・・ドナとアニタは、もともと仲良かったのかあ?

  23. 23.本物のボトム・ターン・・・「カット・バックをしたかったら、本当のボトム・ターンができないとダメだ」

  24. 24.ターンを楽しめ・・・板の上に立つと、太郎は体を激しく揺さぶって悔しがった。

  25. 25.死者の日・・・十一月二日。今宵は「死者の日」だ。

  26. 26.ドメニコの霊・・・やって来た霊に導かれるように、イネスは小屋を出た。

  27. 27.クリスマス近づく・・・クリスマスのことをスペイン語で「ナビダ」と言う。

  28. 28.真っ赤な口紅・・・「ここはメキシコ・シティじゃないから、夜が早いんだ」

  29. 29.ダンスでお金・・・太郎がアニタの手をつかんだ。「どうしてなの?」

  30. 30.化粧を落とせ!・・・そのとき車が走り去る音がした。

  31. 31.ナビダの夜・・・イネスは、その祝いのためにどこからか大きなレッド・スナッパー(フエダイ属の魚)を手に入れてきた。

  32. 32.贈り物・・・イネスが丁寧に紙の包みを開くと、青と白の縞模様の化学繊維のワンピースが出てきた。

  33. 33.謝罪の言葉・・・「男と寝たからって、警察はアタシたちをほっといてくれるけどね」

  34. 34.みんな、家族と・・・茂みの切れ目から、中に入っていった。

  35. 35.耳元に息が・・・太郎がそれが誰だか判ったとき、相手も太郎だと判ったようだ。

  36. 36.銀のピアス・・・「ノー!」太郎は飛びのいた。「お金を持ってません」

  37. 37.マリネロの入り江・・・しばしの会話のあと、やぶにらみが辺りを見回した。

  38. 38.ホテル・サンタ・フェ・・・「追い出されたんなら、日本に帰ればいいじゃないか」

  39. 39.無料のキス・・・「慌てるんじゃないよ。落ち着きな」

  40. 40.大人の嘘・・・翌朝、やぶにらみに体を揺すられて、太郎は目をさました。

  41. 41.バック・パックの重み・・・ラ・プンタに続く脇道の所で、やぶにらみと太郎はトラックを降りた。

  42. 42.素朴な胸・・・やぶにらみは太郎を助けた経緯を話し出したが、イネスはそんなこと聞いてはいなかった。

  43. 43.陸は陸、海は海・・・年が変わった。ナビダの後しばらくボードに手を触れなかった太郎だが、もう我慢ができなくなっていた。

  44. 44.絹のうねり・・・風は岸からゆっくりと吹いていた。

  45. 45.波や鮫とのつきあい・・・波や鮫でも怖がってるのかな?

  46. 46.カット・バック・・・テイク・オフする瞬間にも、太郎は男の表情が気になって仕方がなかった。

  47. 47.メキシカン・パイプラインの父・・・「あんまりできた気がしないよ」

  48. 48.閉じる波・・・レヒーノは、見かけない大人がいることに、落ち着かない様子だった。

  49. 49.レヒーノの骨折・・・セットの二番目、三番目の波が続けざまに崩れていった。

  50. 50.それぞれの運命・・・その晩レヒーノは熱を出した。

  51. 51.火事・・・白く細い煙が丘にたなびいていた。

  52. 52.警察のメッセージ・・・火は一日中燃えつづけ、夕方になってやっとおさまった。

  53. 53.ガン・ボードで・・・「偶然とは皮肉なものだと思わないか、タロウ?」


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 「ピート、ショート・ボードを教えてくれないか?」

 「いいが、どうしてだ? ロング・ボードは飽きたか?」

 「ロング・ボードで満足していたら、老け込むよ」

 「馬鹿なことを言うな!」    »» 続きを読む