サーフィン小説風メキシコ旅行記

ラ・プンタ

−32「医薬品販売業?」

 
 ヘスーサとピートは一瞬

あっけにとられて、そして顔

を見合わせると大声で笑い出

した。

 真剣な表情で見つめる太郎

の前で、二人は笑いが止まら

ない。

 「タロウ、あなたそんなこ

と信じてたの」

 「イネスは、みんな人殺し

だと言うからまいるよ」

  「私たちが «クスリ» の取引をしているから、イネスはそう言うのよ。あの女にとっては、«クスリ» に関

わる人間はみんな一緒なのよ」

 「«クスリ» をこっそり売ってるの?!」

 「売ってるよ」

 ピートはあっさり答えた。

 「«クスリ» を売るのは、そんなに悪いことかい?」

 「・・・。・・・」

 「まあ、悪いことかもしれないな」

 「・・・。・・・」

 「タロウ、私たちは違うわ。私たち、サパティスタ

は、虐げられた人民のためにしているのですから」

 「いいじゃないか、ヘスーサ。タロウは悪いと思っ

ているんだから、それはそれでかまわないじゃないか」

 「そんなことはないよ、ピート」

 「いいさ、タロウ」

 「悪いなんて思ってないよ!」

 「この調子だと、君は僕のことを«おかま»だと思っ

ているんだろうね」

 ヘスーサの肩を抱いて、ピートは笑いながら言った。

 「そんなことないわよ。それはわたしがよく知って

るわ」

 ヘスーサも腕の中から彼を見上げて笑った。

 太郎も笑った。自分の顔が真っ赤になるのがわかった。

 「そんなのどうだってかまわないよ!」

 照れを隠そうとする太郎の剣幕に、二人はよけい笑った。

 太郎は笑われたのが悔しかった。

 「海の中に入れば、そんなのどっちだって一緒だって言いたいんでしょ」

 「そうだ。だんだんわかってきたじゃないか」

 ピートはやはり微笑んでいる。

 「さあ、魚が冷えるわ」

 

«医薬品»の販売は、虐げられた人民のため。善か、悪か? 海の中に入れば、そんなのどっちだって一緒だ。

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♦野外で石をオーブン代わりに使って魚を調理する方法 Part1, Part2♦

«サーフィン・サバイバル知識»

たき火をたいて、石を焼いて、石の余

熱を利用して魚を調理する方法です。

フライパン、アルミホイル等、自然の

中に存在しない物は一切使いません。

①魚の内蔵を取り出す。

②きれいにした内蔵のあとに、野生の

ハーブ(香草・薬草の類)を入れる。

ミント(ハッカ)の葉などが良い。

③乾いた石を焼いておく。(一時間半

ほど。石の量は、調理する魚と同量

か、少し多め。)【注意】川から拾っ

てきたような濡れた石は、加熱すると

破裂する恐れがあります。

④焼石を整える。燃えている木は取り

除き、炭になった部分は残す。

⑤石の上にたっぷり草を敷き詰めま

す。 草の量が少ないと、石に魚が焦

げ付きます。(パート2参照) 匂い

と味に配慮し、香草・薬草を。ビデオではヤエムグラ cleavers, goosegrass

(山菜。利尿の薬効あり)を使用。

ブナの木の皮で、代用もオッケー。

⑥魚を草の上に。(ここで、塩をふっ

ても良い)再び薬草を。今度は、魚の

上に。そして、ブナの皮でふたを。

⑦土を盛れば、ひとまず終了。30〜

40分待ちます。木の皮と草の間で熱

された水蒸気が、魚を調理を担当。

⑧土を取り除いて魚を取り出します。

大自然の中の豪快料理は、医薬品より

効く! 塩をふって、召し上がれ!