サーフィン小説風メキシコ旅行記

ラ・プンタ

−24「 リーシュ・コード」

 

ボードにはリーシュ・コードが巻き付けてあった。異質な黒いリーシュは、妙に可愛らしかった。

 これがサーフィンの匂いなん

だな。・・・。

 ボードの後部にはリーシュ・

コードが巻き付けてあった。

 異質な黒いコードは綺麗なU

字の放物線に巻かれ、どこか場

違いだった。

 それが、妙に可愛らしかっ

た。

 リーシュの一端はボードに埋

め込まれた金具につながれ、も

う一端には足首に巻くベルトが付いていた。

 「ちょっと、野球のバッティングの構えをしてごらん」

 男が言った。

 太郎がスイングの真似をして

みせると、

 「それなら、リーシュのベル

トは右足だ」

 と教えてくれた。

 「しっかりとマジック・テー

プを閉じるんだ。ボードが流さ

れるたびに岸まで泳いで帰るの

は、君だって嫌だろう?」

 言われるようにリーシュを足

に付けて、太郎は立ち上がった。

 砂浜を海にむかって歩くと、不思議な気

分がこみ上げてきた。

 これで僕もサーファーかあ、・・・。

 みぞおちのあたりに小さな火がボッと

点ったような気がしたのだ。

 太郎はこの小さな高揚感に困惑した。

 男はもうすでに水に飛び込んで、沖にむ

かってパドルを始めていた。

 太郎も遅れまいとボードを水に浮かばせ

た。

 大きなボードの上でパドルするのは楽し

かった。

 両手でこぐと、ロング・ボードは軍艦の

ように水を切って進む。

 しかし、波が来るたびにボードの先端が

高く押し上げられるのには、閉口した。

 それは水面に垂直になるほど跳ね上がり、

パドルする腕が空回りした。

 太郎はようやく男に並んだ。

 男の真似をして、ボードの上によじ登った。

 ロング・ボードは、やはり半欠けボードとは違う。

 太郎は、危なっかしくはあるものの、なんとか板の上にまたがることができた。

 「ピートだ」

 男が太郎にむかって手を差し出した。

 
  1. 箇条書き項目キミの探すものは、ココにある!

  1. 箇条書き項目コ、コレが欲しかったんだよ!

このマウイ・ニックス・サー

フショップのビデオでは、ダカ

インのリーシュコードを紹介。

「リーシュをつけない人もいる

けど、危険なので勧めることは

できないねえ」(Shawn談)

左は、ダカインの DAKINE

KAINUI TEAM 6’。人気あり。

右は、ダカインのロングボー

ド用リーシュコード。9フィート(274センチ)です。30

5センチのものもあります。

DESTINATION のリーシュは

コードの両側が回転するように

なっていて、うっとうしいねじ

れを回避。

XM Tangle Free は、文字通り

「ダングル・フリー(からみな

し)」。小さな輪っかがミラク

ルをおこし、足に絡み付かない

ようになっています。

どうかこの「お役立ちビデオ」を無視しないで。オーシャン&アース OCEAN&EARTH の『無敵の強さワンピースリーシュ』の開発担当者が、そのストロング・ポイントを説明。

右の広告では、3380円と3960円と、価格の違いに注目。安い方が9’と長いロング

ボード用で、高い方が6’と短いショートボード用と、逆。共に、定価より大幅値引き。