サーフィン小説風メキシコ旅行記

ラ・プンタ

−5「トルティージャの匂い」

 

トルティージャの焼けるいい匂いがして、太郎は目を開けた。

 トルティージャの焼けるいい匂

いがして、太郎は目を開けた。

 「母ちゃん、目を覚ましたよ」

 目の前の少年が声を上げた。

 少年の脇には少しばかり年上の

少女がいて、太郎をのぞき込んで

いた。

 「だいじょうぶ?」

 少女は心配そうに太郎にきい

た。

 大丈夫と答えようとすると、言葉の代わりに塩辛いものが太郎の喉の奥からこみ上げた。

 鉄のような苦みがあったので、それが塩水

ではなく血だということがわかった。

 太郎はぐっとそれを飲み込んで、少女にむ

かってうなづいてみせた。

 「だいじょうぶなのかい?」

 山盛りのトルティージャを抱えて小屋の外

に出てきた母親が尋ねた。

 油に焦げた小麦粉の匂いが漂ってきた。

 「生きてるみたいだよ」

 好奇心に満ちた少年の瞳が、太郎を見つめ

ていた。

 「溺れていたのをボクが助けてやったんだ

よ」

 ありがとうと言おうとして、太郎は咳き込んだ。苦いものが口の中にもう一度広がった。

 「海の中で死にそうになっていたんだぞ。それを、ボクが大きな波の中を泳いでって助けてやったんだ。抱

きかかえて、浜まで連れてきてやったんだからな」

 「レヒーノの嘘つき」

 少女が冷やかすように言った。

 「嘘なんかついてないやい。アニタ姉ちゃんこそ嘘つきだ」

 「あんたは、浜に流れ着いたこの子を、ここまで運んできただけじゃない」

 「そんなことないやい。ちゃんと海の中に入って助けたんだから」

 「あんな浅いところだったら誰でもいけるわよ。あたしだって、あんたと海に入って引き上げたんだから」

 レヒーノは姉にからかわれたのをすねて横を向いた。

 
  1. 箇条書き項目キミの探すものは、ココにある!

  1. 箇条書き項目コ、コレが欲しかったんだよ!

簡単なケサディージャ(チーズ入りトルティーヤのサンドイッチ)の作り方

  1. 1.トルティーヤ/トルティージャを(人数)×2or3枚ほどご用意ください。上のアマゾン商品では、左

TheMeatGuyの商品なんか美味しそうですね。注意していただきたいのは、固く焼き上げてないものを

購入すること。チップス又はシェル状になったものは、不適です。大きさは自由ですが、メキシコの仲間

たちは大きいトルティーヤを使っていました。(以下は、左のYoutubeビデオを併せてご覧下さい)

  1. 2.チーズを刻んでおきましょう。チーズの種類は、お好みで。

  2. 3.加熱したフライパンに、トルティーヤをのせ、片面を温めます。(一分くらい)

  3. 4.片面が温まったら、トルティーヤをひっくり返し、刻んだチーズをのせます。真ん中に集まりすぎない

よう、まんべんなく、隅の方までチーズを散らばらせて下さい。(ハラペーニャ・ソースをまぶしたり、

刻みトマトや調理した鳥のササミを混ぜるのも、おいしいです。)

  1. 5.一分ほど待って、チーズがとろりととろけるのを確認しましょう。このときに、フライパンにふたをす

ると、チーズが早く溶けます。

  1. 6.チーズが溶けたら、半分に折り畳んで、十五秒ほど。 焼き過ぎて、焦がさないように気をつけて。

  2. 7.ひっくり返して反対側も同様にして、できあがり。お手軽メキシコ料理を、「はい、召し上がれ」。